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セクション一覧

第2【事業の状況】

1【業績等の概要】

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が堅調に推移し、米大統領選挙後には円安・株高が進行して景況感が改善するなど、緩やかな景気回復の動きがみられました。しかしながら物価上昇圧力の高まりが家計の実質購買力を抑制し、若年層を中心に消費性向が低下傾向にあることに加え、天候不順の影響もあり、個人消費は弱含みで推移しました。また、世界経済の減速は一服したものの、英国のEU離脱問題や米国の政策動向に対する懸念など、世界経済の先行きは不透明な状態が続いております。

こうした状況の中、当社グループは、絞り込みと集中、世にない商品の開発、スピード経営を継承しながら、「ブランド価値経営」を基本方針として掲げ、持続的成長を可能とするために「市場拡大」「シェア拡大」「利益志向」に注力し、事業部制の定着に向けた取り組みを進めてまいりました。

その結果、当連結会計年度の売上高は459億57百万円(前期比2.9%増)となりました。

利益面では、主力品と高付加価値商品の販売強化により売上総利益が増加した他、継続して取り組んでおります返品や製造コストの削減効果が現れたことなどにより営業利益は28億54百万円(同21.9%増)、経常利益は29億2百万円(同68.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は18億17百万円(同99.2%増)となりました。

なお、当社グループは当連結会計年度より、売上の計上基準について会計方針の変更を行っており、遡及適用後の数値で前連結会計年度との比較を行っております。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。

 

当社グループの事業セグメントは、「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の業績は以下のとおりであります。

エアケア(消臭芳香剤)は、上質な香りが香水瓶から広がる「シャルダン フレグランス」や「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma」シリーズ、「消臭力 トイレ用 クエン酸プラス」等の機能プラスシリーズが売上の増加に寄与し、売上高は196億40百万円(前期比3.5%増)となりました。

衣類ケア(防虫剤)は、昨春に主力品「ムシューダ」の売上が好調に推移し、返品も大幅に削減できましたが、今年3月に全国各地で桜の開花が遅れるほど気温が低めに推移した影響で年度末の売上が伸びず、売上高は89億38百万円(同1.4%減)となりました。

サーモケア(カイロ)は、記録的な暖冬にみまわれた前期に比べて売上が回復した他、前シーズン終了後の返品が減少し、売上高は57億27百万円(同15.8%増)となりました。

ハンドケア(手袋)は、水が入りにくいセミロングスリーブの新製品「ファミリー ハンドフルール」が売上に寄与した他、業務用ニトリルゴム手袋の売上が伸長したこと等により、売上高は52億90百万円(同3.1%増)となりました。

湿気ケア(除湿剤)は、シートタイプの「ドライペット 引き出し・衣装ケース用」等の売上は伸長したものの、取引条件の見直しを行ったタンクタイプの「ドライペット スキット」の売上が減少したこと等により、売上高は29億66百万円(同5.4%減)となりました。

ホームケア(その他)は、お米の虫よけ「米唐番」や「ウルトラパワーズ 洗たく槽クリーナー」等の売上は堅調に推移したものの、クルマ用商品等の売上が減少し、売上高は33億94百万円(同0.4%減)となりました。

 

(2)キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較して38億44百万円増加し、113億96百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは51億50百万円の収入(前年同期は24億80百万円の収入)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益27億51百万円、減価償却費9億96百万円、たな卸資産の減少額8億38百万円、未払消費税等の増加額3億63百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは6億21百万円の支出(前年同期は6億24百万円の支出)となりました。主な支出としては有形固定資産の取得による支出4億48百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは6億39百万円の支出(前年同期は8億76百万円の支出)となりました。収入の主な内訳は、自己株式の処分による収入1億85百万円であり、支出の主な内訳は、配当金の支払5億4百万円であります。

 

2【生産、受注及び販売の状況】

(1)生産実績

当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の生産実績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)

前期比(%)

生活日用品事業(千円)

25,849,012

96.5

 (注)1.金額は主として製販価格により表示しております。なお、製販価格には消費税等を含んでおりません。

2.当社は生産の一部を外注しております。

 

(2)商品仕入実績

当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の商品仕入実績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)

前期比(%)

生活日用品事業(千円)

6,454,868

106.2

 (注)金額は主として実際商品仕入金額により表示しております。なお、実際商品仕入金額には消費税等を含んでおりません。

 

(3)製品仕入実績

当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の製品仕入実績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)

前期比(%)

生活日用品事業(千円)

7,520,158

91.5

 (注)金額は主として実際製品仕入金額により表示しております。なお、実際製品仕入金額には消費税等を含んでおりません。

 

(4)受注状況

 当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ。)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。

 

 

(5)販売実績

当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントであり、当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)

前期比(%)

生活日用品事業(千円)

45,957,946

102.9

 (注)1.当連結会計年度より、売上の計上基準について会計方針の変更を行っており、遡及適用後の数値で前連結会計年度との比較を行っております。

2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

(自 平成27年4月1日

至 平成28年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

㈱PALTAC

14,561,912

32.6

16,291,747

35.4

㈱あらた

8,895,074

19.9

9,628,418

21.0

3.本表の金額には、消費税等は含んでおりません。

3【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)経営方針

当社グループは、社会に対するSERVICE(奉仕)とTRUST(信頼)を基本とし、お客様に最も信頼される製品を提供することにより、社会に貢献することを経営理念としております。社是は「誠実」、企業スローガンに「空気をかえよう」を掲げて、空気を通して暮らしを明るく元気にし、お客様や社会から愛される会社になることを目指しております。基本方針は、強くて速い会社(絞り込みと集中、世にない商品の開発、スピード経営の3方針)を継承するとともに、ブランド価値経営を融合し、企業と社会の相乗発展を実現してまいります。

 

(2)経営戦略

当社グループは、ブランド価値経営を掲げ、高収益な企業を目指してまいります。会社の中長期的な戦略は次のとおりです。

① 「顧客を創造」では、新製品・新規事業を開発し、海外新市場にも展開します。

② 「高収益体制の構築」では、ワンベクトルものづくり、トータルコストカットを進めます。

③ 「基盤整備」では、事業マトリックス制を強化し、全体最適で利益構造の改善を進めます。

 

(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社グループの目標は、経営環境の変化に左右されない強い事業基盤の構築であります。目標とする主な指標等は次のとおりです。

①国内エアケア市場でシェアNo.1(世界No.4)、②革新的な新規市場の創造、③海外市場ではASEANでプレゼンスを確立、④営業利益率10%を掲げています。

 

(4)経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題

当社グループを取り巻く環境につきましては、①人口構造の変化、②グローバルの波、③サステナビリティに対する関心の高まり等、世界的な社会の構造的変化が起こっております。当社グループは、こうした変化を大きく成長するための機会と捉え、当社グループの強みである“独自のエアケア技術”を活かして新市場を創造し、社会からの期待に応えてまいります。

また、社会からの要請につきましては、消費者への安心・安全な製品の提供、採用や人材育成等を責務と認識し、ブランド価値経営の推進により、当社グループへの信頼を高めてまいります。

環境分野につきましては、製品のライフサイクル全体で環境負荷を低減するとともに、再生可能な原材料の開発、調達を考えてまいります。

これらにより、当社グループはステークホルダーの皆さまとともに企業と社会の相乗発展を図り、企業価値を高めてまいります。

 

 

4【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)競争環境の激化

 当社グループの属する日用雑貨業界は、競合他社や新規参入者との間で常に厳しい競争が行われています。このような状況下において、当社グループが競争環境に的確に対応ができない場合は、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(2)新規事業・資本業務提携の影響

 利益を伴った永続的成長のためには、リスクを管理しつつ、新しい事業に取り込んでいく必要があると考えており、事業戦略の一環として、戦略的提携や企業買収を行うことがありますが、事後に予期せぬ障害や状況の変化が生じる可能性があり、これにより当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(3)海外での事業活動

 当社グループは国内3拠点の他、タイ、台湾を中心とした海外に生産拠点を有しております。予期せぬテロ、内乱、自然災害、新型インフルエンザの流行、人権問題等の経済的・政治的・社会的な突発事象が発生した場合には、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(4)原材料価格の高騰

 当社グループの製品はプラスチック容器、フィルム等のプラスチック樹脂加工品などの石油製品、及びエアゾール缶等の鉄鋼製品の占める比率が高く、原油価格の高騰や円安の進行により、これら素材価格の高止まりが長期化した場合、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(5)取引先の状況

 当社グループの取引先は、上流の原材料仕入から下流の小売・流通チャネルまで多岐にわたり、社会情勢の影響で大きな変化があり、この変化に的確に対応ができない場合は、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(6)天候不順による販売の不確実性

 当社グループが販売している商品には、防虫剤や除湿剤、カイロなど、売上高が天候に大きく左右される品目が存在します。天候不順によって、これらの品目の業績が予想より低迷する可能性があります。

(7)公正な事業慣行(環境規制、理念・行動規範の浸透・インターナル)

 当社グループでは法令や諸規則、倫理・社会規範のほか、理念・行動規範の浸透を徹底しておりますが、諸規則の変更対応や浸透の徹底が不十分である場合は、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(8)お客様対応(品質・消費者課題)

 当社グループは、お客様への安心・安全な製品・サービスの提案を心がけておりますが、お客様の満足や信頼を損なう不測の事態が生じた場合は、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(9)株価の変動

 当社グループにて保有する投資有価証券の多くは、株価変動のリスクがあり、株価の下落など不測の事態が生じた場合は、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(10)情報管理・システムのリスク

 当社グループは、機密情報等の情報資産について、社内の管理体制を整備しておりますが、万一情報漏洩等の不測の事態が生じた場合は、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(11)重要な訴訟のリスク

 現在、当社グループに重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりませんが、将来、重大な訴訟が発生し、当社グループに不利な判断をされた場合は、事業活動における制限や、業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(12)自然災害の影響(BCP)

 当社グループは、地震等の災害や事故発生に備えて生産拠点の分散化を図っておりますが、実際に各地域での災害や事故が発生し、設備への被害が生じた場合には、その修復、再構築等に多額の費用を要し、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

5【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

6【研究開発活動】

当社グループの研究開発活動の大部分は当社によるものであり、「世にない商品」の開発理念のもと、新製品の開発と既存製品の改良、及びそのための基礎研究の充実に努めております。お客様の購入意欲を引き出すためには差別化された高付加価値製品が必要であると確信し、「聞いてわかる、見てわかる、使ってわかる」製品づくりを各カテゴリーに展開しております。また、天然森林抽出成分を用いたクリアフォレスト技術の研究を継続し、新市場創造、並びに従来市場の拡大を目指し、より幅広い魅力的な商品開発を行っております。

なお、当社グループは「生活日用品事業」の単一セグメントですが、カテゴリー別の主な研究開発活動の概要は次のとおりであります。

 

エアケア(消臭芳香剤)は当社メインカテゴリーとして、主力ブランドである「消臭力」を中心に個別ニーズに特化したアイテムを拡充・新規投入し、エアケア全体の市場を活性化する施策を行いました。前連結会計年度より新たに投入したブランド「シャルダン」へも新しいユーザーの獲得を狙った新製品投入やデザインのリニューアルなどを行いました。

① 「消臭力」主力シリーズでは、生活者の気持ちに寄り添った「用途」や「シリーズ」を明確に伝えるパッケージデザインに一新しました。また、エッセンシャルオイルを配合した贅沢なアロマの香りが生活空間に広がって、ユーザーの心を満たしてくれるご褒美アロマ「お部屋の消臭力 Premium Aroma」には新たに癒しをテーマとしたヒーリングセレクションを追加するとともに、憧れのライフスタイルをテーマとした「フレグランスシリーズ」を投入し、マーケット全体の活性化に努めました。

② 「トイレの消臭力」シリーズには、新たに「とびちり臭」や「しみつき臭」に効果的な「クエン酸プラス」やウイルス除去成分を配合した「ウイルス除去プラス」の機能プラスシリーズを投入し、生活者の未充足ニーズに応える新製品を発売することで市場の活性化を図りました。

③ 前連結会計年度に発売し、ご好評いただいている「シャルダン ステキプラス」には、新たな世界観“気品Cool”をテーマとした新ラインを投入し、また、“上質Elegant“をテーマとしたGoldラインではデザインを一新しました。

④ 車用市場に向けては、女性ドライバーの増加に伴い、高まるアレンジニーズに応えた置き型タイプの「シャルダン ステキプラス クルマ専用」へも “気品Cool” をテーマとした製品を投入し、市場活性化に努めました。車内のニオイを座席の下から強力に消臭する「クルマの消臭力 シート下専用」には大型サイズに加え、新たにレギュラーサイズを投入し、シリーズ全体であらゆる車種に対応できる体制を整えました。

⑤ 現在、大きな社会問題となっている介護現場の不満・不便を解消するために、介護現場特有のニオイを徹底分析して香りとクエン酸による効果的な消臭方法を開発し、これを採用した新ブランド「エールズ」を新たに発売しました。ラインナップとしては、置き型タイプの「空間用」、シートタイプの消臭剤「ポータブルトイレ用」、スプレー方式の「ふとん消臭スプレー」を投入し、介護現場の前向きな暮らしを応援します。

衣類ケア(防虫剤)では、長年愛用されている「ネオパラエース」に新たに“香り”という価値を付加した「かおりネオパラエース」を発売しました。また、たくさんの衣類を限られたスペースで収納するために使われることが多い圧縮袋に衣類を虫喰いから守る機能を加えた「ムシューダ圧縮パック」を新たに投入し、市場の拡大を図りました。さらに「ムシューダ 防虫カバー」では要望の多かった大容量タイプを投入し、お客様の使用実態に沿ったラインナップの拡充により、市場活性化に努めました。

サーモケア(カイロ)では、特に冷えを感じる足元に特化した「上から貼る つま先用」と「貼るクツ下用 足うら全体」を投入し、足回り品市場の継続した成長を図りました。

ハンドケア(手袋)では、大掃除などのイベント時に手袋を使用されるお客様に向けた天然ゴム製の「やわらかフィット」を投入し、また、「ファミリー 手肌ケア手袋」、「ファミリー 極うす手」では、お客様の使用実態とニーズに即するとともに、より商品特徴が伝わりやすくなるようにパッケージを見直し、市場拡大を図りました。

湿気ケア(除湿剤)では、新製品「ドライペット ぐんぐん吸いこむ大判シート」を投入し、収納空間の湿気対策に物足りなさを感じているユーザーに向けて既存の除湿剤との併用を促し、市場の拡大を図りました。さらに、お客様の湿気とニオイを対策したいというニーズに応えた「備長炭ドライペット」では、「脱臭炭」の技術との共同開発であることが伝わる様に、配色も新たにパッケージを刷新いたしました。

ホームケア(その他)では、新入学の季節に合わせたさくらの香りのくつ専用洗剤「おひさまの洗たく くつクリーナー」を投入し、新たな顧客の獲得に努めました。

グローバル展開におきましては、ASEAN、韓国ではエアケアカテゴリーを中心に、欧米では手袋を中心に、各国に対応した商品開発体制を強化しております。

 

なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、610,761千円となっております。その主なものは人件費であり、292,680千円となっております。

(注) 研究開発費及びその内訳には消費税等は含んでおりません。

7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、資産・負債及び収益・費用の報告数値及び開示に影響を与える見積りや判断を行う必要があります。これらの見積り及び判断を過去の実績や状況に応じ合理的に行っておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

個々の項目については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。

(2)財政状態の分析

資産、負債及び純資産の状況

当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して35億33百万円増加し、384億58百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加38億72百万円、商品及び製品の減少9億57百万円、有形固定資産の減少6億57百万円、投資有価証券の増加12億29百万円等であります。

負債は、前連結会計年度末と比較して12億17百万円増加し、126億45百万円となりました。主な要因は、未払金の増加2億45百万円、未払法人税等の増加3億19百万円、未払消費税等の増加3億63百万円、繰延税金負債の増加3億45百万円等であります。

純資産は、前連結会計年度末と比較して23億16百万円増加し、258億12百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加12億77百万円、自己株式の減少2億47百万円、その他有価証券評価差額金の増加8億96百万円等であります。

以上の結果、自己資本は251億23百万円、自己資本比率は前連結会計年度末と比較して0.1ポイント増加し、65.3%となりました。

 

(3)経営成績及びキャッシュ・フローの分析

経営成績の概要及び事業別の分析、また、キャッシュ・フローの分析につきましては「第2 事業の状況 1 業績等の概要」の「(1)業績」と「(2)キャッシュ・フロー」に記載しております。

 





出典: エステー株式会社、2017-03-31 期 有価証券報告書