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セクション一覧

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次

第109期

第110期

第111期

第112期

第113期

決算年月

平成25年6月

平成26年6月

平成27年6月

平成28年6月

平成29年6月

売上高

(百万円)

163,351

173,878

179,174

192,437

231,831

経常利益

(百万円)

6,264

13,384

12,475

18,373

29,716

親会社株主に帰属する当期

純利益又は親会社株主に

帰属する当期純損失(△)

(百万円)

3,807

11,538

8,874

16,698

24,469

包括利益

(百万円)

4,505

14,475

16,514

5,815

29,799

純資産額

(百万円)

59,436

72,238

84,928

78,032

104,917

総資産額

(百万円)

243,289

230,791

242,348

219,561

245,306

1株当たり純資産額

(円)

806.38

1,040.23

1,398.66

1,477.29

2,002.90

1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

(円)

87.79

223.18

172.73

338.37

496.35

潜在株式調整後1株当たり

当期純利益

(円)

165.62

148.48

自己資本比率

(%)

22.7

29.2

32.8

33.2

40.2

自己資本利益率

(%)

18.8

12.1

21.9

28.5

株価収益率

(倍)

9.66

10.91

9.21

10.88

営業活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

22,357

32,213

21,992

23,708

37,818

投資活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

4,506

3,023

4,055

5,593

13,713

財務活動による

キャッシュ・フロー

(百万円)

3,619

16,881

14,895

32,448

22,580

現金及び現金同等物の期末

残高

(百万円)

44,204

57,012

61,670

44,862

47,555

従業員数

(名)

6,579

5,971

5,904

5,886

6,072

  (注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.第113期の1株当たり純資産額の算定上、資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が所有する当社株式を期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。また、1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

3.第109期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

4.第112期及び第113期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

5.第109期の自己資本利益率及び株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため記載しておりません。

6.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数を表示しております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第109期

第110期

第111期

第112期

第113期

決算年月

平成25年6月

平成26年6月

平成27年6月

平成28年6月

平成29年6月

売上高

(百万円)

84,401

87,911

86,494

110,309

137,889

経常利益

(百万円)

8,720

4,218

6,642

11,185

18,594

当期純利益

(百万円)

1,511

4,049

6,497

12,491

17,971

資本金

(百万円)

20,873

20,873

20,873

20,873

20,873

発行済株式総数

 

 

 

 

 

 

普通株式

(株)

49,355,938

49,355,938

49,355,938

49,355,938

49,355,938

A種種類株式

(株)

1,500

1,500

1,000

純資産額

(百万円)

40,420

44,509

47,191

46,769

63,344

総資産額

(百万円)

173,600

154,100

157,448

150,081

172,413

1株当たり純資産額

(円)

504.42

576.65

746.47

947.65

1,285.42

1株当たり配当額

 

 

 

 

 

 

普通株式

 

10.00

30.00

50.00

(うち1株当たり中間配当額)

(円)

()

()

()

()

()

A種種類株式

(円)

700,000.00

1株当たり当期純利益

(円)

19.98

71.40

124.56

253.10

364.47

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

58.11

108.70

自己資本比率

(%)

23.3

28.9

30.0

31.2

36.7

自己資本利益率

(%)

4.7

9.5

14.2

26.6

32.6

株価収益率

(倍)

39.34

30.21

15.13

12.31

14.82

配当性向

(%)

8.0

11.9

13.7

従業員数

(名)

1,148

1,105

1,097

1,148

1,225

   (注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。

2.当社は、平成24年9月28日に第三者割当増資によりA種種類株式1,500株を新規発行し、平成26年11月5日に500株、平成27年7月3日に1,000株を取得し、消却しております。

3.第110期の1株当たりA種種類株式の配当額には、累積配当金を含めて表示しております。

4.第109期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。

5.第112期及び第113期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

6.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数を表示しております。

2【沿革】

 当社は、昭和27年米国NRC Equipment Corporationと技術提携を前提とした総代理店契約を結び各種真空装置の輸入販売を目的として創業いたしました。

 創業後の主要事項は次のとおりであります。

年月

主要事項

昭和27年8月

各種真空装置の輸入販売を目的として、日本真空技術株式会社(資本金6百万円)を創業。

昭和30年4月

大森工場を新設し、国産装置の製造に着手。

昭和31年11月

株式会社東洋精機真空研究所を合併し、尼崎工場として真空化学装置及び真空ポンプ等の規格品の製造に着手。

昭和34年4月

本社及び大森工場を横浜市に移転。

昭和36年7月

真空技術の基本を応用し、真空冶金事業を開始。

昭和37年9月

真空材料株式会社(商号変更 アルバックマテリアル㈱)を設立、耐火材料の販売を開始。

昭和37年10月

熱分析機器の専門メーカーとして真空理工株式会社(現・アルバック理工㈱)を設立。

昭和38年10月

新生産業株式会社(昭和4年9月20日創立)に吸収合併されると共に、同日社名を日本真空技術株式会社と改称し、旧日本真空技術株式会社の事業内容を継続。

昭和39年1月

外国事業部リライアンス部を分離し、米国Reliance Electric and Engineering Co.と共同出資で日本リライアンス株式会社を設立。

昭和39年7月

香港万豊有限公司と共同出資で合弁会社Hong Kong ULVAC Co.,Ltd.を設立。

昭和41年4月

真空冶金事業部を分離し、真空冶金株式会社を設立。

昭和43年5月

本社及び横浜工場を茅ヶ崎市に移転。

昭和45年7月

専売特約店の三和アルバック販売株式会社(商号変更 アルバック東日本㈱)を設立。

昭和46年7月

小型真空ポンプの専門メーカーとして真空機工株式会社(現・アルバック機工㈱)を設立。

昭和47年7月

超材料研究所を千葉県に新設。

昭和50年12月

対米輸出の拠点として北米に現地法人ULVAC North America Corp.(現・ULVAC Technologies,Inc.)を設立。

昭和52年1月

九州地区の営業活動の拡大のために九州アルバック株式会社(現・アルバック九州㈱)を設立。

昭和54年1月

サービス事業部を分離し、アルバックサービス株式会社を設立。

SI事業部を分離し、アルバック成膜株式会社を設立。

昭和56年10月

米国Helix Technology Corp.と共同出資でアルバック・クライオ株式会社を設立。

昭和57年1月

台湾台北市にULVAC TAIWAN Co.,Ltd.(現・ ULVAC TAIWAN INC.)を設立。

昭和57年11月

米国The Perkin Elmer Corp.と共同出資でアルバック・ファイ株式会社を設立。

昭和57年12月

茨城県筑波学園都市(現つくば市)市内に筑波超材料研究所を設立。

昭和58年2月

中国北京市に北京事務所を開設。

昭和60年3月

核融合臨界プラズマ実験装置「JT-60」の真空排気系を納入。

昭和60年4月

関西の拠点工場としてアルバック精機株式会社を設立。

昭和62年1月

大型装置の生産体制強化のため、青森県八戸市に東北真空技術株式会社(現・アルバック東北㈱)を設立。

昭和62年2月

欧州地区のサービス体制強化のため、西独にULVAC GmbHを設立。

昭和62年5月

グループ会社支援のため、株式会社アルバック・コーポレートセンターを設立。

昭和62年9月

英文社名をULVAC JAPAN,Ltd.と変更。

昭和63年10月

真空ポンプの量産体制確立のため、鹿児島に九州真空技術株式会社を設立。

平成2年5月

半導体製造装置の生産体制強化のため静岡県裾野市に富士裾野工場を新設。

平成3年12月

九州真空技術㈱がアルバック精機㈱を合併し、アルバック精機㈱に商号変更。

 

 

年月

主要事項

平成4年4月

資本金12億10百万円より38億30百万円に増資。

平成4年6月

資本金38億50百万円に増資。

平成6年10月

アルバックサービス㈱がアルバックマテリアル㈱を合併し、アルバックテクノ㈱に商号変更。

平成7年5月

韓国ソウル市に、ULVAC KOREA,Ltd.を設立。

平成7年9月

中国に寧波中策動力機電集団有限公司と合弁で寧波愛発科真空技術有限公司を設立。

平成8年11月

真空装置の生産能力拡充のため、東北真空技術㈱、アルバック九州㈱鹿児島事業所にクリーン工場を増設。

平成10年1月

シンガポールCSセンター、台湾新竹R&Dセンターを開設し、アジアのネットワークを拡大。

平成12年4月

台北五股サービスセンターを開設。

平成12年8月

ULVAC KOREA,Ltd.に生産工場として平澤工場を設置。

平成13年5月

寧波愛発科真空技術有限公司に新工場を設置。

平成13年7月

株式会社アルバック(英文社名ULVAC,Inc.)に商号変更。

平成13年11月

カスタマーサポート強化のためULVAC TAIWAN INC.桃園CIP工場を設置。

平成14年1月

カスタマーサポート体制の充実のためULVAC SINGAPORE PTE LTDを設立。

平成14年7月

アルバック東日本㈱が高山アルバック㈱を合併し、アルバック イーエス㈱(現・アルバック販売㈱)に商号変更。

平成14年12月

米国Physical Electronics USA,Inc.が保有するアルバック・ファイ㈱株式(50%)を取得し、100%子会社化。

平成15年3月

米国RELIANCE ELECTRIC COMPANYより日本リライアンス㈱株式(31%)を取得し、持分を81%に引き上げ。

平成15年5月

アルバック東北㈱、アルバックテクノ㈱、UMAT㈱による機械加工、表面処理、精密洗浄の一貫工場を東北に設置。

平成15年7月

中国における本格的生産工場とCSソリューション工場として愛発科真空技術(蘇州)有限公司を設立。

平成15年8月

工業用インクジェット装置を製造・販売しているLitrex Corporationの株式50%を取得。

平成16年4月

東京証券取引所市場第1部に株式を上場。
資本金38億50百万円より81億円に増資。

平成16年5月

資本金81億円より89億50百万円に増資。

平成16年7月

韓国にULVAC KOREA,Ltd.とアルバック東北㈱が共同出資で大型基板真空用部品の製造を目的としたUlvac Korea Precision,Ltd.を設立。

韓国にULVAC KOREA,Ltd.と真空冶金㈱が共同出資で成膜装置用部品の表面処理を目的としたPure Surface Technology,Ltd.を設立。

平成16年8月

中国に日本リライアンス㈱、啓電実業股份有限公司と共同出資で制御盤及び自動制御駆動装置の製造、販売を目的とした愛発科啓電科技(上海)有限公司を設立。

平成16年12月

資本金89億50百万円より134億68百万円に増資。

平成17年1月

中国にアルバック機工㈱と江蘇宝驪集団公司と共同出資で真空ポンプ用部品の製造、販売を目的とした愛発科天馬電機(靖江)有限公司を設立。
中国に沈陽中北真空技術有限公司と共同出資で真空炉の製造、販売を目的とした愛発科中北真空(沈陽)有限公司を設立。
成都東方愛発科真空技術有限公司を子会社化し、愛発科東方真空(成都)有限公司に商号変更。

平成17年4月

真空冶金㈱がUMAT㈱を合併し、アルバックマテリアル㈱に商号変更。
フラットパネルディスプレイ事業拡大のため、富士通ヴィエルエスアイ㈱より設備事業譲受。

平成17年6月

ULVAC KOREA,Ltd.に生産拡大のため玄谷工場を増設。

アルバック機工㈱宮崎事業所に小型真空ポンプの評価、検証を目的とした信頼性評価センターを設置。

平成17年11月

英国Cambridge Display Technology Limitedが保有するLitrex Corporation株式(50%)を取得し100%子会社化。

タイに販売やフィールドサポートを目的としたULVAC (THAILAND) LTD.を設立。

 

 

年月

主要事項

 平成17年12月

台湾にフラットパネルディスプレイ製造装置などの製造を目的としたULVAC Taiwan
Manufacturing Corporationと、部品加工や部品洗浄などフィールドサポートを目的とした
ULTRA CLEAN PRECISION TECHNOLOGIES CORP.を設立。

平成18年3月

中国における子会社の管理統括等を目的とした愛発科(中国)投資有限公司を設立。

平成18年4月

台湾に制御盤等の製造を目的としたULVAC AUTOMATION TAIWAN Inc.を設立。

平成18年7月

韓国に研究開発を目的としたULVAC Research Center KOREA,Ltd.を設立。

 

台湾に研究開発を目的としたULVAC Research Center TAIWAN,Inc.を設立。

平成18年8月

精密ステージを製造・販売しているシグマテクノス㈱の株式(70%)を取得。

 

マレーシアに販売やフィールドサポートを目的としたULVAC MALAYSIA SDN.BHD.を設立。

平成18年9月

神奈川県茅ヶ崎市に真空装置部品の表面処理を目的とした、アルバックテクノ㈱ケミカルセンターを新設。

 

宮崎県西都市に小型真空ポンプの生産集約化を目的として、アルバック機工㈱宮崎事業所を増 設。

平成18年11月

愛知県春日井市にフラットパネルディスプレイ製造装置の生産能力拡充のため、愛知工場を新設。

平成19年6月

インドビジネス拡大のため、ULVAC,Inc.India Branch.を設立。

平成19年9月

埼玉県日高市に大型の精密ステージの製造・販売するためシグマテクノス㈱本社工場を新設。

平成19年11月

啓電実業股份有限公司の持株譲渡に伴い愛発科啓電科技(上海)有限公司を愛発科自動化科技(上海)有限公司に商号変更。

平成20年2月

開発委託設計を目的としたアルバック ワイ・エム・イー㈱(商号変更  アルバックエンジニアリング㈱)を設立。

平成20年7月

フィールドサポートを専門とした、アルバックヒューマンリレーションズ㈱を設立。

平成20年8月

台湾における経営の合理化などを目的としてULVAC TAIWAN INC.を存続会社とし、ULVAC Taiwan Manufacturing Corporationと合併。

平成20年8月

韓国にスパッタリングターゲットの製造及びボンディングを目的とした、ULVAC Materials Korea,Ltdを設立。

平成20年10月

スパッタリングターゲット材の効率的な生産と開発体制の強化を目的として、アルバックマテリアル㈱から当社へ事業を移し、洗浄事業のサポート体制の充実を目的として、アルバックテクノ㈱とアルバック九州㈱へ事業譲渡。

平成21年4月

中国にスパッタリングターゲットの製造及びボンディングを目的とした、愛発科電子材料(蘇州)有限公司を設立。

平成21年4月

中国にタッチパネルの製造などを目的とした愛発科豪威光電薄膜科技(深圳)有限公司を設立。

平成21年6月

ディスプレイ事業を東アジアで機動的に事業展開するため、Litrex Corporationを解散し、当社にて同事業を継続。

平成21年12月

中国に研究開発を目的とした愛発科(蘇州)技術研究開発有限公司を設立。

平成22年1月

資本金134億68百万円より208億73百万円に増資。

平成22年3月

研究開発強化のため、富里工業団地に千葉超材料研究所を新設移設。

平成22年10月

当社がアルバックマテリアル㈱を吸収合併、アルバック九州㈱のサービス、洗浄、表面処理事業をアルバックテクノ㈱に事業譲渡。また、アルバック九州㈱がアルバック精機㈱を吸収合併。

平成23年7月

韓国の研究開発強化のため、ULVAC Research Center KOREA,Ltd.を解散し、ULVAC KOREA,Ltd.の付属研究所として韓国超材料研究所を設立。

平成24年6月

㈱アルバック・コーポレートセンターを解散し、当社にて同事業を継続。

平成24年7月

販売体制強化のため、アルバック イーエス㈱をアルバック販売㈱に商号変更。

平成24年9月

平成25年10月

平成26年5月

平成26年6月

平成26年12月

平成27年1月

平成28年12月

シグマテクノス㈱を解散。

日本リライアンス㈱の一部株式(80%相当)を㈱高岳製作所へ譲渡。

ULVAC Research Center TAIWAN,Inc.を解散し、ULVAC TAIWAN INC.にて同事業を継続。

中国に輸入部品の保税扱いでの仕入れ、販売のため、愛発科真空設備(上海)有限公司を設立。

アルバック理工㈱(現アドバンス理工㈱)の全株式を㈱チノーへ譲渡。

アルバックエンジニアリング㈱を解散。

沈陽中北真空技術有限公司が保有する愛発科中北真空(沈陽)有限公司の株式(25%)を取得し、100%子会社化。

 

3【事業の内容】

 当社グループは、当社、子会社43社、関連会社5社からなり、真空技術が利用されているさまざまな産業分野に多岐に渡る製品を生産財として提供している真空総合メーカーであります。

  事業内容は、真空技術を基盤として、真空装置・機器やサービスを提供する真空機器事業と真空技術の周辺技術を基盤として、主に材料や表面分析装置等を提供する真空応用事業に区分できます。

 

 各々の事業区分ごとの主要製品は下表のとおりであります。

事業区分

主要製品

真空機器事業

FPD及びPV製造装置

スパッタリング装置、プラズマCVD装置、有機EL製造装置、真空蒸着装置、エッチング装置、太陽電池製造装置、巻取式蒸着装置、巻取式スパッタリング装置他

半導体及び電子部品製造装置

スパッタリング装置、真空蒸着装置、エッチング装置、イオン注入装置、レジストストリッピング装置、各種CVD装置、ウェーハ前処理(自然酸化膜除去等)装置、超高真空装置、他

コンポーネント

真空ポンプ(ドライポンプ、油回転ポンプ、メカニカルブースタポンプ、油拡散ポンプ、スパッタイオンポンプ、クライオポンプ、ターボ分子ポンプ)、各種真空計、ヘリウムリークディテクタ、各種ガス分析計、分光エリプソメータ、各種電源、成膜コントローラ、各種真空バルブ、各種真空部品(導入端子、真空覗き窓、真空用マニュピレータ他)、真空搬送ロボット・真空搬送プラットフォーム他

一般産業用装置

真空溶解炉、真空熱処理炉、真空焼結炉、真空ろう付炉、凍結真空乾燥装置、真空蒸留装置、ヘリウムリークテスト装置他

真空応用事業

材料

スパッタリングターゲット材料、蒸着材料、チタン・タンタル加工品、高融点活性金属(Ta、Nb、W、Mo)、表面処理、超微粒子(ナノメタルインク)他

その他

オージェ電子分光分析装置、X線光電子分光分析装置、二次イオン質量分析装置、各種産業機械駆動用制御装置、半導体用ハードマスクブランクス、受託成膜加工他

 なお、上記の真空機器事業と真空応用事業の区分と「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分は同一であります。


 また、当社企業集団の主要製品の概要は、次のとおりであります。

主要製品

概要

スパッタリング装置

真空中で金属やシリサイドなどの金属の材料に、高エネルギーのアルゴン原子をぶつけ、それに叩かれ飛び出してくる金属原子を付着させて成膜する装置。

CVD装置

つくる薄膜の種類に応じて原料をガス状態で供給し、下地膜の表面における化学触媒反応によって膜を堆積させる装置。

エッチング装置

真空中に被エッチング材料を入れ、その材料に合わせてエッチングガスを導入しプラズマ化し、エッチング種が被エッチング材料に吸着されると表面化学反応を起こし、エッチング生成物を排気除去する装置。

真空蒸着装置

真空中で特定の物質を熱し、そこから蒸発する原子や分子をより温度の低い面に凝縮させて、表面に膜を形成する装置。

真空熱処理炉

真空中で各種金属の焼入、ろう付、焼戻、容体化、時効、磁性処理等を行う装置。

  以上のような装置により、携帯電話、スマートフォン、PC、タブレットPC、携帯音楽プレイヤー、太陽電池、デジタル家電、薄型テレビ、自動車等の最終製品を構成するエレクトロニクス部品等が生み出されております。

また、主な各々の事業区分ごとの事業の流れは以下のとおりです。

0101010_001.png

 

4【関係会社の状況】

会社名

住所

資本金又は

出資金

(百万円)

主要な事業

議決権の

所有割合(%)

関係内容

営業上の取引

役員の

兼任等

資金

援助

設備の

賃貸借

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

アルバック東北㈱

(注)5

青森県八戸市

498

真空機器事業

100.0

当社が販売する真空装置の製造委託等

あり

あり

あり

アルバックテクノ㈱

神奈川県茅ヶ崎市

125

真空機器事業

100.0

当社製品の販売・カスタマーズサポート

あり

あり

あり

アルバック九州㈱

(注)5

鹿児島県霧島市

490

真空機器事業

100.0

当社が販売する真空装置の製造委託等

あり

あり

あり

アルバック機工㈱

宮崎県西都市

280

真空機器事業

100.0

同社製品の仕入

あり

なし

あり

アルバック販売㈱

(注)5.6

東京都港区

90

真空機器事業

真空応用事業

100.0

(33.0)

当社製品の販売

あり

なし

あり

ULVAC Technologies,Inc.

(注)5

米国マサチュー

セッツ州

千US$

17,580

真空機器事業

100.0

当社製品の販売・カスタマーズサポート

なし

あり

なし

ULVAC KOREA,Ltd.

韓国平澤市

千WON

8,144,460

真空機器事業

100.0

(17.5)

当社製品の製造・販売・カスタマーズサポート

あり

あり

なし

ULVAC TAIWAN INC.

台湾新竹市

千NT$

498,000

真空機器事業

100.0

(40.0)

当社製品の製造・販売・カスタマーズサポート

あり

なし

なし

寧波愛発科真空技術有限公司

中国寧波市

千RMB

112,280

真空機器事業

90.3

(40.8)

同社製品の仕入

あり

なし

なし

アルバック・クライオ㈱

(注)3

神奈川県茅ヶ崎市

50

真空機器事業

50.0

同社製品の仕入

あり

あり

あり

アルバック・ファイ㈱

神奈川県茅ヶ崎市

100

真空応用事業

100.0

当社からの製品の仕入

あり

あり

あり

ULVAC SINGAPORE PTE LTD

シンガポール

千SG$

8,300

真空機器事業

92.8

(37.8)

当社製品の販売・カスタマーズサポート

あり

あり

なし

愛発科真空技術(蘇州)有限公司

(注)5

中国蘇州市

千RMB

246,521

真空機器事業

100.0

(69.4)

当社が販売する真空装置の製造委託等

あり

あり

なし

愛発科東方真空(成都)有限公司

中国成都市

千RMB

85,009

真空機器事業

74.7

(30.6)

当社製品の製造・販売

あり

なし

なし

愛発科自動化科技(上海)有限公司

中国上海市

千RMB

25,817

真空応用事業

57.5

(45.0)

同社製品の仕入

なし

あり

なし

愛発科天馬電機(靖江)有限公司

中国靖江市

千RMB

24,830

真空機器事業

60.0

(20.0)

当社からの製品の仕入

あり

なし

なし

愛発科中北真空(沈陽)有限公司

中国沈陽市

千RMB

109,710

真空機器事業

100.0

(60.3)

当社製品の製造・販売

あり

なし

なし

Physical Electronics USA,Inc.

米国ミネソタ州

US$

1,000

真空応用事業

100.0

(100.0)

なし

あり

なし

ULVAC MALAYSIA SDN.BHD.

マレーシア

千RM

25,000

真空機器事業

96.0

(59.0)

当社製品の販売・カスタマーズサポート

あり

あり

なし

愛発科(中国)投資有限公司

(注)5

中国上海市

千RMB

573,000

真空応用事業

100.0

中国事業の管理業務の委託

あり

なし

なし

タイゴールド㈱

神奈川県茅ヶ崎市

99

真空応用事業

89.3

同社製品の仕入

あり

なし

あり

Ulvac Korea Precision,Ltd.

韓国平澤市

千WON

10,090,000

真空機器事業

100.0

(100.0)

なし

あり

なし

Pure Surface Technology,Ltd.

韓国平澤市

千WON

12,204,000

真空機器事業

100.0

(100.0)

当社からの製品の仕入

なし

なし

なし

ULVAC CRYOGENICS KOREA

INCORPORATED

(注)3

韓国平澤市

千WON

6,145,000

真空機器事業

50.0

(50.0)

なし

なし

なし

 

 

会社名

住所

資本金又は

出資金

(百万円)

主要な事業

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

営業上の取引

役員の

兼任等

資金

援助

設備の

賃貸借

ULTRA CLEAN PRECISION

TECHNOLOGIES CORP.

台湾台南市

千NT$

341,000

真空機器事業

100.0

(100.0)

当社からの製品の仕入

あり

なし

なし

アルバック成膜㈱

埼玉県秩父市

100

真空応用事業

65.0

当社からの製品の仕入

あり

あり

あり

ULCOAT TAIWAN,Inc.

台湾台南市

千NT$

512,000

真空応用事業

65.0

(65.0)

なし

なし

なし

愛発科商貿(上海)有限公司

中国上海市

千RMB

15,940

真空機器事業

真空応用事業

100.0

(100.0)

当社製品の販売・カスタマーズサポート

あり

なし

なし

愛発科真空設備(上海)有限公司

中国上海市

千RMB

5,000

真空機器事業

100.0

(100.0)

当社製品の販売

なし

なし

なし

ULVAC Materials Korea,Ltd.

韓国坡州市

千WON

6,800,000

真空応用事業

100.0

(30.0)

当社製品の製造・販売

なし

あり

なし

愛発科電子材料(蘇州)有限公司

(注)5

中国蘇州市

千RMB

165,251

真空応用事業

100.0

(77.9)

当社製品の製造・販売

あり

なし

なし

愛発科豪威光電薄膜科技(深圳)

有限公司

中国深圳市

千RMB

60,000

真空機器事業

95.0

(95.0)

当社製品の製造・販売

あり

なし

なし

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

㈱昭和真空

(注)4

相模原市中央区

2,177

真空機器事業

21.6

当社からの製品の仕入

あり

なし

なし

日本リライアンス㈱

横浜市金沢区

300

真空応用事業

20.0

同社製品の仕入

あり

なし

あり

ULVAC AUTOMATION TAIWAN Inc.

台湾新北市

千NT$

80,000

真空応用事業

40.0

同社製品の仕入

あり

なし

なし

 (注)1.「主要な事業」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2.「議決権の所有割合」欄の( )内数字は、間接所有割合で内数であります。

3.持分は50%以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。

4.有価証券報告書を提出している会社であります。

5.特定子会社に該当しております。

6.アルバック販売㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。アルバック販売㈱の主要な損益情報等は、次のとおりであります。

会社名

売上高

(百万円)

経常利益

(百万円)

当期純利益

(百万円)

純資産額

(百万円)

総資産額

(百万円)

アルバック販売㈱

36,992

342

206

719

19,211

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

(平成29年6月30日現在)

 

セグメントの名称

従業員数(名)

真空機器事業

4,670

 

真空応用事業

742

 

全社(共通)

660

 

合計

6,072

 

 (注)1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員であります。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

(平成29年6月30日現在)

 

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

1,225

42.7

15.9

8,576,584

 

セグメントの名称

従業員数(名)

真空機器事業

1,067

 

真空応用事業

60

 

全社(共通)

98

 

合計

1,225

 

 (注)1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員であります。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

 

(3)労働組合の状況

当社グループの労働組合は、主としてアルバック労働組合であります。なお、労使関係については良好であり、特記すべき事項はありません。

 





出典: 株式会社 アルバック、2017-06-30 期 有価証券報告書