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セクション一覧

第2 【事業の状況】

 

1 【業績等の概要】

(1) 業績

当連結会計年度における我が国経済は、米国経済は堅調に推移したものの、欧州経済の停滞や新興国経済の減速懸念、中東やウクライナ情勢など地政学的リスクの高まり、国内ではインバウンド需要による消費の下支えが見られたものの、個人消費の停滞や期末にかけての急激な為替変動など先行き不透明な状況で推移しました。
 このような状況下、当社グループは、平成30年3月期の利益計画「ASEANプロジェクト」の3年目を迎え、「生産能力の増強」「サプライチェーンの構築」「更なる付加価値製品の提供」をテーマに、計画の達成に向けて引き続き取り組んでまいりました。製造子会社であるNISSEY VIETNAM CO.,LTD.においては、設備投資の継続による生産能力の増強及び半自動化・オートメーション化を推進するとともに、高付加価値製品の生産増強のため表面処理専用の新工場を建設中(平成27年9月着工)です。同じくNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.においては、ASEAN地域におけるサプライチェーン再構築に向け、第2工場の建設が完了、中国国内の当社協力工場1社の誘致が終了し生産を開始しました。これらの取り組みと並行して、受注促進にも注力してまいりました。その結果、当連結会計年度の連結売上高は9,335,894千円(前年同期は7,877,688千円)となりました。
 損益につきましては、売上総利益は、円安の定着によるNISSEY VIETNAM CO.,LTD.の人件費などの製造コストの増加や㈱村井の輸入コストなどの増加、2月に発生したストライキによる工場の一時的な操業停止などの影響はあったものの、時計関連の高付加価値製品の受注の大幅増加、前期に稼働を開始したNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.との相乗効果などによるNISSEY VIETNAM CO.,LTD.の生産性の向上、新規取引先からの受注の本格化、そしてこれらに伴う増収効果などにより2,166,611千円(前年同期は1,854,951千円)となりました。営業利益は売上総利益の増加などにより281,941千円(前年同期は95,626千円)となりました。経常利益は、期末にかけての急激な円高の影響による外貨預金及び外貨建て債権、在外子会社の円建て債務等の為替評価損の計上などにより97,059千円(前年同期は221,034千円)となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税負担が増加したことなどもあり49,457千円(前年同期は187,569千円)となりました。

セグメント別の状況は次のとおりです。

 ① 時計関連
 時計関連の売上高は6,990,243千円となり、前年同期比1,552,257千円増加しました。このうち、時計バンドは、高付加価値製品の受注増加や新規取引先からの受注の本格化などにより、NISSEY VIETNAM CO.,LTD.の生産が大幅な増加となりました。また、時計部品は、NISSEY VIETNAM CO.,LTD.からNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.への生産の移管が進み、新たなサプライチェーンを構築するとともに、時計部品全体の生産を大幅に引き上げました。これらの結果、大型案件の売上高計上や円安効果も加わり売上の大幅な増加に繋がりました。
 これにより、セグメント利益は410,910千円(前年同期はセグメント利益188,753千円)となりました。

 ② メガネフレーム
 メガネフレームの売上高は1,951,770千円となり、前年同期比110,966千円減少しました。このうち、㈱村井は、依然として厳しい市場環境が続いており、海外向けの売上は増加したものの、国内チェーン店向けの売上が減少したため、42,958千円の減少となりました。また、当社のメガネフレーム部門は、国内市場の単価下落による受注の抑制などにより68,007千円の大幅な減少となりました。
 これにより、セグメント損失は186,901千円(前年同期はセグメント損失131,661千円)となりました。

 ③ その他
 その他の売上高は393,880千円となり、前年同期比16,914千円増加しました。釣具用部品は若干の減少となりましたが、静電気除去器は増加しました。また、新製品であるウエアラブル関連も増加に寄与しました。
 これにより、セグメント利益は43,583千円(前年同期はセグメント利益37,842千円)となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度と比較して、647,298千円増加し1,046,670千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 営業活動の結果得られた資金は103,453千円(前連結会計年度は134,307千円の支出)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益94,156千円、減価償却費218,294千円、円高による為替差損の計上93,039千円、売上及び受注増加による仕入債務の増加74,529千円などであります。一方、支出の主な内訳は、売上増加による売上債権の増加120,010千円、受注増加による仕掛品などのたな卸資産の増加200,908千円、売上高の計上による前受金の減少77,903千円などであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 投資活動の結果支出した資金は742,706千円(前連結会計年度は481,824千円の支出)となりました。支出の主な内訳は、NISSEY VIETNAM CO.,LTD.及びNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.における工場建物及び生産設備などの取得に伴う有形及び無形固定資産の取得による支出807,270千円などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 財務活動の結果得られた資金は1,328,540千円(前連結会計年度は477,937千円の収入)となりました。収入の主な内訳は、短期借入金の純増額712,249千円、金融機関からの長期借入れによる収入947,834千円、第三者割当に伴う株式の発行による収入200,020千円などであります。支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出543,927千円などであります。

 

2 【生産、受注及び販売の状況】

(1) 生産実績

当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

生産高(千円)

前年同期比(%)

時計関連

7,398,527

+22.0

メガネフレーム

127,586

△41.8

その他

358,430

△3.8

合計

7,884,543

+18.4

 

(注) 1. セグメント間取引はありません。

2. 金額は、販売価格によっております。

3. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(2) 受注実績

当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

時計関連

7,473,201

+38.2

1,202,733

+67.1

メガネフレーム

1,799,599

△17.0

284,567

△34.8

その他

489,678

+36.3

137,779

+228.2

合計

9,762,478

+23.1

1,625,079

+35.6

 

(注) 1. セグメント間取引はありません。

2. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(3) 販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

販売高(千円)

前年同期比(%)

時計関連

6,990,243

+28.5

メガネフレーム

1,951,770

△5.4

その他

393,880

+4.5

合計

9,335,894

+18.5

 

(注) 1. セグメント間取引はありません。

2. 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

前年同期比
(%)

販売高(千円)

割合(%)

販売高(千円)

割合(%)

RADO WATCH CO.,LTD.

834,882

10.6

653,892

7.0

△21.7

カシオ計算機株式会社

2,622,894

33.3

3,339,796

35.8

+27.3

CASIO COMPUTER(HK) LTD.

918,779

11.7

1,194,269

12.8

+30.0

CASIO ELECTRONICS
(SHENZHEN) CO.,LTD.

832,280

10.6

1,102,381

11.8

+32.5

 

3. 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

3 【対処すべき課題】

当社グループは業績拡大のため、またグローバルに信頼される企業集団としてその地位を着実に築いていくため、平成25年11月21日付けで開示しております平成30年3月期に向けた利益計画「ASEANプロジェクト」に取り組んでまいりました。同利益計画は、主要な生産拠点がASEANエリアに位置するという地域的優位性、金型製作から製品量産までの一貫体制及び表面加工処理技術であるIP(イオンプレーティング)やDLC(ダイヤモンドライクカーボン)等の開発による技術的基盤などを背景として、高品質かつ高付加価値製品の安定供給を継続し、また併せて設備投資などによる生産能力の増強を行うことなどにより、平成30年3月期に売上高100億円、親会社株主に帰属する当期純利益6億円を達成するという成長戦略でした。同利益計画の3期目となる当期は、NISSEY VIETNAM CO.,LTD.(以下、「ベトナム工場」という。)においては、設備投資による時計関連の生産能力の増強及び半自動化・オートメーション化の推進に加え、最新の表面処理技術であるDLC装置を導入しました。高付加価値製品の生産増強のため、表面処理専用の新工場も建設中(平成27年9月着工)です。NISSEY CAMBODIA CO.,LTD.(以下、「カンボジア工場」という。)においては、ASEAN地域におけるサプライチェーン再構築に向け、第2工場の建設が完了、中国国内の当社協力工場1社の誘致が終了し生産を開始しました。ベトナム工場からの労働集約型製品の生産移管も順調に進んでいます。これらに加え、生産体制の見直しにより生産能力を増強しました。また、これらの取り組みと並行して、新規取引先の開拓や新製品の受注促進にも引き続き注力してまいりました。
 なお、4期目となる次期は、平成28年5月13日付けで開示しております平成30年3月期の修正利益計画「ASEANプロジェクト」(以下、「本利益計画」という。)に基づき、利益計画の達成に向け、次の3項目を最優先に課題解決に取り組んでまいります。

(生産能力の増強)
 本利益計画の達成を支える生産体制の構築に向けて、ベトナム工場からカンボジア工場への時計関連の労働集約型製品の生産移管の促進による製造コストの低減、ベトナム工場の表面処理専用の新工場の建設などによる高級品ラインの拡大及び製品の高付加価値化へのシフト、設備投資による半自動化・オートメーション化の推進による人員の削減、カンボジア工場の生産の早期本格化などを実現させます。さらに、新規国内時計製造会社からの生産準備金の充当によるカンボジア工場の敷地内での新工場(NISSEY CAMBODIA METAL CO.,LTD.)の建設などにより、生産能力を増強するとともに利益率の向上を進めてまいります。

(サプライチェーンの構築)
 中国国内では、人件費の高騰等により今後ますますモノ作りが難しくなることが予想されています。このような状況下、現在は中国国内にある時計製造に必要な他の部品メーカーをカンボジア工場の敷地内に誘致し、また前述の新工場(NISSEY CAMBODIA METAL CO.,LTD.)を建設することなどにより、本利益計画達成に向けてASEAN地域における新たなサプライチェーンを構築します。生産を集約することで生産の効率化を図り、さらなる設備投資により取扱量を拡大することで売上高と利益の拡大を引き続き目指してまいります。

(更なる付加価値製品の提供)
 新たなサプライチェーンの構築により、時計の主要部品の調達から組立てまでが可能になり、その結果、完成品の出荷を可能にすることで、更なる付加価値製品の提供を計画しています。また、今後の拡大が期待されるウエアラブル関連の新製品の開発・生産にも取り組みます。これらにより、売上高と利益の拡大を目指してまいります。

 

4 【事業等のリスク】

 当社グループの経営成績、財政状態、株価などに影響を及ぼす可能性があるリスクには、主に以下のようなものがあり、当社グループはこれらのリスクの発生の防止、発生した場合の対応に努める方針であります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 世界各国の個人消費の動向

 当社グループの製品は、日本及び世界各国において販売されており、大部分が個人消費を対象としているため、その需要は各国経済状況の影響を受けております。そのため、当社グループの業績は、各国の個人消費の動向に大きく影響される可能性があります。

(2) カントリーリスク

 当社グループでは、ベトナム、カンボジア、中国に生産拠点が、中国(香港)に営業拠点が存在しております。当該国における政情の悪化、経済状況の変動、法律や税制の変更、労働力不足やストライキの発生などの予期せぬカントリーリスクにより当社グループの事業戦略や業績に影響を及ぼす可能性があります。

(3) 大口得意先の戦略変更のリスク

 当社グループの売上高のうち、時計関連事業は大きな割合を占めております。当事業の大口顧客の戦略変更、製品仕様の変更もしくは、大口注文の解約やスケジュール変更は当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(4) 新たな人気製品を速やかに且つ定期的に開発・納品できなかった場合のリスク

 当社グループが、新たな人気製品を速やかに且つ定期的に発売できなかった場合、あるいは競合他社が当社グループの新製品と同様の製品を発売し、特にそれが当社グループの新製品発売と同時期であった場合は、市場における唯一の先行者、もしくは先行集団の一員として当社グループが享受出来たはずの優位性を減少させる可能性があります。

(5) 外国為替変動のリスク

 当社グループは、ベトナム、カンボジア、中国に生産拠点が、中国(香港)に営業拠点が存在しております。そのため、外国為替レートの変動により当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(6) 人的資源のリスク(海外拠点における技術者及び管理者の他社への突然且つ集団移籍)

 当社グループの市場競争力の核は技術開発力にあるため、国内だけでなく海外においても専門性の高い技術者の確保が不可欠であります。当社グループは、優秀な人材の確保及び社内人材の教育に努めていきますが、計画通りに進まない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(7) 減損会計に関するリスク

 当社グループの保有資産につきまして、実質的価値の低下等による減損処理が必要となった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

当社は、平成28年4月14日開催の取締役会において、新規国内時計製造会社と長期安定製品供給に関する合意書を締結することを決議し、同日付けで取引基本契約書を締結いたしました。
 なお、詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載しております。

 

6 【研究開発活動】

 当連結会計年度におけるセグメントごとの研究開発の主要テーマは次のとおりであります。

(時計関連)

① イオンプレーティングの新色の開発
② ノンアレルギー対応硬質チタン合金製バンド用中留の開発
③ 高級無垢二つ折れ中留の開発
④ ロック機能付きプッシュバックルの開発
⑤ 耐摩耗に強いIP(イオンプレーティング)加工の取組みによる付加価値展開
⑥ アジャスト機能付き中留の開発
⑦ オールセラミック製二つ折れの開発
⑧ 高付加価値二色IP加工ベゼルの開発
⑨ シリコンゴムと布のコンポバンドの開発
⑩ DLC(ダイヤモンドライクカーボン)処理による高耐摩耗性追求による付加価値展開
⑪ 母材の深層硬化処理の開発
⑫ 超高硬度IP処理被膜の開発

(メガネフレーム)

① ロウ付加工不要フレームの開発
② 超薄材フレームの開発
③ スカンジウムフレームの開発
④ 折り返し立体的テンプルの開発
⑤ NT材使用によるフレームの開発 

(その他)

① 衝撃に強い金具インサートウレタン駒の金型・成型加工技術の確立
② 装飾用被せ式メタル部品の浅絞りプレス加工及び鍛造加工技術の確立
③ クリーンルーム対応小型静電気除去器の開発

 

 なお、当連結会計年度における研究開発費については、特記すべきものはありません。

 

7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成にあたっての見積りは、作成時に合理的と判断される見積りによっております。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 財政状態の分析

(資産)
 当連結会計年度末における総資産は6,950,481千円となり、前連結会計年度末と比べ1,457,203千円増加しました。このうち、流動資産は4,131,558千円となり、890,077千円増加しました。これは主に借入金の増加及び第三者割当増資などによる現金及び預金の増加614,310千円、売上増加による受取手形及び売掛金の増加116,154千円、受注増加による仕掛品の増加109,458千円などによるものです。固定資産は2,778,054千円となり、583,253千円増加しました。これは主にNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.における建物及び構築物の取得などによる増加95,818千円、NISSEY VIETNAM CO.,LTD.及びNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.における機械装置及び運搬具の取得などによる増加240,513千円、NISSEY VIETNAM CO.,LTD.の新工場建設などに係る建設仮勘定の増加328,291千円、そして有形及び無形固定資産の減価償却による減少218,294千円などによるものです。繰延資産は40,869千円となり、16,127千円減少しました。これは主にNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.の設立に伴う開業費の償却などによるものです。

(負債)
 当連結会計年度末における負債合計は4,436,342千円となり、前連結会計年度末と比べ1,194,193千円増加しました。これは主に、受注増加による支払手形及び買掛金の増加73,341千円、短期借入金の返済及び金融機関からの新規借入などによる増加712,249千円、同じく長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)の増加393,819千円、売上高の計上による前受金の減少77,903千円などによるものです。

(純資産)
 当連結会計年度末における純資産は2,514,138千円となり、前連結会計年度末と比べ263,009千円増加しました。これは主に、第三者割当増資などによる資本金及び資本剰余金のそれぞれの増加105,154千円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加49,457千円などによるものです。

 

(2) キャッシュ・フローの状況の分析

キャッシュ・フローの分析は、「第2 事業の状況 1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

(3) 経営成績の分析

(売上高) 
 売上高は9,335,894千円となり、前連結会計年度に比べ1,458,205千円増加(前年同期比18.5%増)しました。これは主に、時計関連における時計バンドの高付加価値製品の大幅な受注増加、NISSEY CAMBODIA CO.,LTD.の時計部品の著しい生産増加、円安効果などによるものであります。
 時計関連は6,990,243千円となり、前連結会計年度に比べ1,552,257千円増加(前年同期比28.5%増)しました。メガネフレームは1,951,770千円となり、前連結会計年度に比べ110,966千円減少(前年同期比5.4%減)しました。また、その他は393,880千円となり、前連結会計年度に比べ16,914千円増加(前年同期比4.5%増)しました。
(売上原価)
 売上原価は7,169,283千円となり、前連結会計年度に比べ1,146,546千円増加(前年同期比19.0%増)しました。主な要因は、売上の増加によるもの、円安の定着によるNISSEY VIETNAM CO.,LTD.の人件費及び㈱村井の輸入コストの増加などであります。
(売上総利益)
 以上の結果、売上総利益は2,166,611千円となり、前連結会計年度に比べ311,659千円増加(前年同期比16.8%増)しました。
(販売費及び一般管理費)
 販売費及び一般管理費は1,884,669千円となり、前連結会計年度に比べ125,344千円増加(前年同期比7.1%増)しました。主な要因は、当社の人員増加による人件費の増加、当社香港支店の円安の定着による経費の増加などであります。
(営業損益)
 以上の結果、営業損益は281,941千円の営業利益を計上し、前連結会計年度に比べ186,314千円増加(前年同期比194.8%増)しました。
(営業外損益)
 営業外収益は19,717千円となり、前連結会計年度に比べ165,728千円減少(前年同期比89.4%減)しました。
 営業外費用は204,599千円となり、前連結会計年度に比べ144,561千円増加(前年同期比240.8%増)しました。主な要因は、期末にかけての急激な円高の影響による外貨預金及び外貨建て債権、在外子会社の円建て債務等の為替評価損の計上などであります。
(経常損益)
 以上の結果、経常損益は97,059千円の経常利益を計上し、前連結会計年度に比べ123,975千円減少(前年同期比56.1%減)しました。
(特別損益)
 特別損失は2,902千円となり、前連結会計年度に比べ2,823千円増加(前年同期比3573.4%増)しました。
(親会社株主に帰属する当期純損益)
 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純損益は49,457千円の親会社株主に帰属する当期純利益を計上し、前連結会計年度に比べ138,112千円減少(前年同期比73.6%減)しました。

 

(4) 今後の方針について

「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載のとおりであります。





出典: 日本精密株式会社、2016-03-31 期 有価証券報告書