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セクション一覧

第2【事業の状況】

1【業績等の概要】

 当社には、子会社がなくゴルフ場経営しか行っておりませんので、セグメントの記載はしておりません。

(1)業績

 当期(第44期)におけるわが国経済は、中国経済の減速や英国のEU離脱という国民投票はあったものの、全国で有効求人倍率が改善されたり、2016年の貿易収支が6年ぶりに黒字になるなど、総じて、ゆるやかながら堅調に推移いたしました。

 しかしながら、地方経済においてはその実感は乏しいのが実状です。また、ゴルフ業界におきましては、高齢化によるゴルフ人口の減少で、過当競争は増すばかりで、低料金指向が一層強まる傾向となっています。

 こうした環境の下、弊社は平成28年の3月に広島県のゴルフ番組「ゴルフの花道」で4週に亘って放映PRをすると共に、各種イベントを積極的に開催して、お客様の確保に努めてまいりました。また、コストの削減にも積極的に取り組んでまいりました。

 その結果、土日のお天気に恵まれたこともあり、入場者数は38,430人(対前期比103.3%)、売上高で280,086千円(対前期比105.0%)となり、経常利益は21,269千円(対前期比154.9%)、当期純利益20,083千円(対前期比259.2%)の結果となりました。

(2)キャッシュ・フロー

 当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により31,911千円増加しましたが、投資活動により28,702千円減少したことに加え、財務活動により4,160千円減少したことにより、前年同期と比べ951千円(2.3%)減少し、期末残高は39,721千円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果増加した資金は31,911千円(前年同期は35,161千円の増加)となりました。

 これは、税引前当期純利益21,060千円(前年同期は税引前当期純利益8,724千円)及び減価償却費18,847千円などによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果減少した資金は28,702千円(前年同期は36,695千円の減少)となりました。これは有形固定資産の取得による支出及び定期預金の預入による支出等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果減少した資金は4,160千円(前年同期は4,749千円の減少)となりました。これは、リース債務の返済による支出4,160千円によるものであります。

2【生産、受注及び販売の状況】

営業収入の実績

科目

金額(千円)

前期比(%)

料金収入

157,777

105.4

食堂等収入

80,159

106.7

会費収入

19,355

101.9

その他収入

22,794

99.8

280,086

105.0

 (注) 消費税等を含まない。

来場者の実績内訳

区分

来場者

前期比(%)

会員(人)

9,271

97.3

ビジター(人)

29,159

105.3

合計(人)

38,430

103.3

営業日数(日)

341

102.4

1日平均(人)

112.7

100.9

 

3【対処すべき課題】

 当社をとりまく経営環境は予断を許さない厳しい環境が続くものと思われます。また、若年層のゴルファーの確保に努力し入場者数の増加に努め、夏場のナイターと各種イベントの開催を行う等営業活動を増強してまいり、経費の削減、社員教育を充実し、より良いサービスに努めます。

 

4【事業等のリスク】

 本報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

(1)経済状況

 ゴルフ業界においての経営環境は、金融緩和と景気回復の各種政策への期待感はありますが、依然として個人消費の回復を実感できないまま推移し、近隣のゴルフ場との競争激化、特に入場料金の低廉競争が続いて、営業収入に悪影響を及ぼす可能性があります。

(2)天候によるリスク

 ゴルフ場における天候の影響は大きく、長引く梅雨、台風、積雪によるコースのクローズ等での営業の休場が当社の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

5【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。

6【研究開発活動】

 該当事項はありません。

7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)重要な会計方針及び見積り

 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。
 会計基準につきましては、第5[経理の状況]1財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)に記載のとおりであります。

(2)当事業年度末の財政状態の分析

 当社の当事業年度末における自己資本比率は98.7%であります。

 当事業年度の総資産は、前事業年度末に比べ8,331千円増加し、1,814,168千円(前事業年度比0.5%増)となっ

ております。貸借対照表の主要項目ごとの主な増減要因は次のとおりであります。

 

(流動資産)

流動資産は、前事業年度末に比べ18,664千円増加し、113,920千円(前事業年度比19.6%増)となりました。

これは主に、現金及び預金が増加したことによるものであります。

 

(固定資産)

固定資産は、前事業年度末に比べ10,332千円減少し、1,700,248千円(前事業年度比0.6%減)となりました。

これは主に、有形固定資産の取得による増加8,282千円に対し減価償却による減少18,847千円によるものであります。

 

(負債)

負債は、前事業年度末に比べ11,751千円減少し、23,371千円(前事業年度比33.5%減)となりました。これは主に、リース債務が減少したことによるものであります。

 

(純資産)

純資産は、前事業年度末に比べ20,083千円増加し、1,790,797千円(前事業年度比1.1%増)となりました。こ

れは、当期純利益が20,083千円計上されたことによるものです。

 

   (3)当事業年度の経営成績の分析
     当事業年度における経営の成績の概況については、「1業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりでありま

す。損益計算書の主要項目ごとの前事業年度との主な増減要因は、次のとおりであります。

 

(売上高)

入場者数は、前事業年度に比べ1,223人増加し、38,430人(前事業年度比3.3%増)で、売上高は、前事業年度

に比べ13,388千円増加し、280,086千円(前事業年度比5.0%増)となりました。

 

(営業利益)

売上高は、入場者数の増加に伴い増収となりましたが、売上原価の増加もありその結果、営業利益は19,181千

円(前事業年度比56.3%増)となりました。

 

(経常利益)

営業外損益は雑収入の増加等により前事業年度に比べ632千円の増益となり、経常利益は21,269千円(前事業年度比54.9%増)となりました。

(4) 当事業年度のキャッシュ・フロー状況の分析

 キャッシュ・フローの状況につきましては、「1 業績等の概要(2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。

 





出典: 備後観光開発株式会社、2017-01-31 期 有価証券報告書