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セクション一覧

第2 【事業の状況】

1 【業績等の概要】

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、一部業種に景気回復のきざしが現れたかに見られたものの、先行き不透明感はぬぐい切れず、踊り場での足踏み状態のまま、総じて低調に推移しました。

ゴルフ場業界では入場者の減少など、引続き極めて厳しい状況が続いています。

この結果、当期の業績は、売上高98,400千円(前年同期比0%増)となり、退職金の支払、事業税の外形標準課税の適用等による経費増加により、経常損失5,632千円(前年同期は経常利益2,326千円)、当期純損失6,703千円(前年同期は当期純利益452千円)となりました。

 

(2) キャッシュ・フロー

当事業年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年に比べて6,238千円(対前年同期比82.1%増)増加し、当事業年度末は13,833千円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における営業活動による資金の増加は、12,108千円(前年同期比67.9%減)となりました。これは税引前当期純損失が5,749千円、未払金の減少額が15,654千円生じましたが、減価償却費が30,211千円あったこと等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における投資活動による資金の増加及び減少はありません。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における財務活動による資金の減少は、5,869千円(前年同期比83.3%減)となりました。これは、長期借入金の60,000千円の新規借入により短期借入金14,508千円及び長期借入金51,361千円を返済したことによるものであります。

 

2 【営業の実績】

業績等の概要は記載のとおりですが、参考までに最近事業年度の各務原カントリー倶楽部の営業状況を示します。

 

来場者数

(自平成16年7月1日 至平成17年6月30日)

年/月

営業日数

メンバー

ビジター

来場者総数

1日平均来場者数

16/7

27日

1,632人

896人

2,528人

94人

27

1,555

739

2,294

85

26

1,605

931

2,536

98

10

29

1,645

1,116

2,761

95

11

28

1,653

1,746

3,399

121

12

26

1,890

1,368

3,258

125

17/1

22

1,863

856

2,719

124

19

1,115

699

1,814

95

27

2,377

976

3,353

124

28

1,645

1,049

2,694

96

29

2,024

1,840

3,864

133

26

1,524

1,022

2,546

98

合計

314

20,528

13,238

33,766

108

 

前期( )内と比較

メンバー

20,528名

(20,747名)

219名減少

 

ビジター

13,238名

(13,710名)

472名減少

 

3 【対処すべき課題】

わが国経済は、景気の回復基調の持続が期待されるものの、原油価格の高騰など不透明要因も多く、ゴルフ場業界は、依然として厳しい状況が続くものと予想されます。当社としては、今後ともコースの整備、施設の充実を図り会員、来場者すべてにご満足いただけるゴルフ場作りが何よりの責務と考え、努力して参ります。

 

4 【事業等のリスク】

以下において、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる、主な事項を記載しております。また、当社として、必ずしも事業上のリスクと考えていない事項についても、当社の事業活動を理解する上で重要と考えられる事項は、積極的な情報開示の観点から記載しております。

なお、将来に関する事項に関しましては、当事業年度末現在において判断したものであります。

(1) ゴルフ場用地における借地について

事業運営に際し、ゴルフ場の一部が借地となっております。提出日現在、地主との契約関係において問題はありませんが、将来地主と契約の更新ができない場合において、事業の継続性に重要な影響を及ぼす可能性があります。

(2) 個人情報の管理について

当社は会員等利用者の個人情報を保有しており、その情報の外部漏洩に関しては、細心の注意を払っており、従業員の情報管理に関する教育にも努めております。しかし、万一この個人情報が漏洩した場合には、当社の経営成績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(3) 減損会計について

平成14年8月に、「固定資産の減損に係る会計基準」が企業会計審議会において承認され、平成18年3月期より減損会計が完全実施されることになっております。

減損会計の導入時に、当社の固定資産に対しても減損処理が必要であると判断された場合、当社の財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

ゴルフ場諸施設の各務原カントリー倶楽部に対する一括した賃貸借契約を締結していますが賃貸借契約の主要な内容は現在次のようになっております。

(1) ゴルフ場施設の賃貸料、平成16年7月から平成17年6月まで月額820万円とする。

(2) ゴルフ場施設の賃貸借契約に係る施設使用保証金30億円を授受する。

 

6 【研究開発活動】

該当事項はありません。

 

7 【財政状態及び経営成績の分析】

(1) 財政状態

資産合計は、5,118,573千円となり前事業年度と比べて、23,933千円の減少となりました。これは主に、営業活動等による現預金の増加6,238千円及び当事業年度の固定資産の減価償却費30,211千円を行った結果によるものであります。

負債合計は、4,496,429千円となり前事業年度に比べて、17,230千円の減少となりました。これは主に未払金が減少したことによるものであります。

資本合計は、622,143千円となり前事業年度に比べて6,704千円の減少となりました。これは当期未処理損失の増加によるものであります。

 

(2) 経営成績

当事業年度におきましては、ゴルフ業界自体が引続き厳しい状況にあり、売上の増加は期待できないものの、販売費及び一般管理費の削減など経営努力はいたしましたが、退職金の支払、事業税の外形標準課税の適用、支払利息の利率の上昇等による経費増加により、6,703千円の当期純損失の計上となりました。

当社といたしましては、一層経営の合理化に取り組み、コスト削減の意識を徹底させ、利益の確保に努めて参ります。

 

(3) 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析

当社の経営成績は、ゴルフ場売上の増減すなわち来場者の増減が大きく影響します。来場者のより多くの確保に向け、一層のサービス向上等に注力して参ります。

 

(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社の資金状況は、当事業年度における現金及び現金同等物が前事業年度に比べ6,238千円増加し、13,833千円となっております。

営業活動によるキャッシュ・フローの増加は、12,108千円となりました。これは、税引前当期純損失が5,749千円、未払金の減少額が15,654千円生じましたが、減価償却費が30,211千円あったこと等によるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローの増加は、資金の収入・支出はありませんので零となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、5,869千円の減少となりました。これは金融機関からの60,000千円の新規借入により、短期借入金14,508千円及び長期借入金51,361千円を返済したことによるものであります。

 





出典: 各務原開発株式会社、2005-06-30 期 有価証券報告書