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第2 【事業の状況】

1 【業績等の概要】

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、上期は緩やかな回復基調にあったものの、下期には米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題で世界的に金融市場の混乱が広がり原油価格及び穀物価格の高騰等により企業収益の悪化への懸念が強まり、日本経済も景気後退の不安が高まる状況下で推移いたしました。一方、ゴルフ業界におきましても、個人消費の伸び悩み等の影響を受け、プレー料金の値引き競争は激しく、依然として厳しい状況にあります。

このような経営環境のもと、業績面では売上高は98,400千円(前年同期比0%増)となり、販売費及び一般管理費につきましては前年度に引き続き経費節減に努めましたが、借入金利の上昇による借入金利息の増加により、経常損失は2,741千円(前年同期は経常損失584千円)となりました。その結果、当期純損失は3,696千円(前年同期は当期純損失1,538千円)となりました。

 

(2) キャッシュ・フロー

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ3,339千円増加し、当事業年度末は4,146千円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度末における営業活動による資金の増加は、19,357千円(前年同期比41.7%減)となりました。これは、税引前当期純損失が2,741千円であったものの、減価償却費29,372千円であったこと等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度末における投資活動による資金の減少は、8,709千円(前年同期比0.2%減)となりました。これは、ゴルフ場のグリーンの改造工事が8,709千円あったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度末における財務活動による資金の減少は、7,308千円(前年同期比76.0%減)となりました。これは、短期借入金27,000千円の借入れにより、長期借入金34,308千円を返済したことによるものであります。

 

2 【営業の実績】

業績等の概要は記載のとおりですが、参考までに最近事業年度の各務原カントリー倶楽部の営業状況を示します。

 

来場者数

(自平成19年7月1日 至平成20年6月30日)

年/月

営業日数

メンバー

ビジター

来場者総数

1日平均来場者数

19/7

29日

1,430人

740人

2,170人

75人

28

1,635

880

2,515

90

28

1,644

955

2,599

93

10

30

1,698

1,555

3,253

108

11

30

1,588

1,642

3,230

108

12

29

1,801

1,479

3,280

113

20/1

28

1,921

749

2,670

95

26

1,276

731

2,007

77

29

2,357

976

3,333

115

27

1,799

1,233

3,032

112

29

1,841

1,448

3,289

113

28

1,603

1,096

2,699

96

合計

341

20,593

13,484

34,077

100

 

前期( )内と比較

メンバー

20,593名

(20,941名)

 

 

 

ビジター

13,484名

(13,207名)

 

 

 

3 【対処すべき課題】

当事業年度において、当期純損失を計上した結果、債務超過の状況となっております。ゴルフ場業界を取り巻く環境は、プレー料金の値引き競争やビジターの集客競争等、厳しい環境が予想されております。このような状況の下で当社は引き続き会員、来場者すべてに満足いただけるゴルフ場作りが責務と考え、コースの整備、施設の充実を図り、より一層経営の合理化とコスト削減に努め、業績の向上を目指す所存であります。

 

4 【事業等のリスク】

以下において、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる、主な事項を記載しております。また、当社として、必ずしも事業上のリスクと考えていない事項についても、当社の事業活動を理解する上で重要と考えられる事項は、積極的な情報開示の観点から記載しております。

なお、将来に関する事項に関しましては、当事業年度末現在において判断したものであります。

(1) ゴルフ場用地における借地について

事業運営に際し、ゴルフ場の一部が借地となっております。提出日現在、地主との契約関係において問題はありませんが、将来地主と契約の更新ができない場合において、事業の継続性に重要な影響を及ぼす可能性があります。

(2) 個人情報の管理について

当社は会員等利用者の個人情報を保有しており、その情報の外部漏洩に関しては、細心の注意を払っており、従業員の情報管理に関する教育にも努めております。しかし、万一この個人情報が漏洩した場合には、当社の経営成績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

(3) 減損会計について

平成17年度におきまして、当社所有のゴルフ場の鑑定評価を実施し、鑑定評価額を基準として減損処理を行ない2,300,629千円の減損損失を計上いたしました。

今後も、当社の固定資産に対しても減損処理が必要であると判断された場合、当社の財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

ゴルフ場諸施設の各務原カントリー倶楽部に対する一括した賃貸借契約を締結していますが賃貸借契約の主要な内容は現在次のようになっております。

(1) ゴルフ場施設の賃貸料、平成19年7月から平成20年6月まで月額820万円とする。

(2) ゴルフ場施設の賃貸借契約に係る施設使用保証金30億円を授受する。

 

6 【研究開発活動】

該当事項はありません。

 

7 【財政状態及び経営成績の分析】

(1) 財政状態

資産合計は、2,721,844千円となり前事業年度と比べて、17,144千円の減少となりました。これは主に、営業活動等による現預金の増加3,339千円及びグリーンの改造工事による固定資産の増加8,709千円、減価償却による固定資産の減少29,372千円によるものであります。

負債合計は、4,402,133千円となり前事業年度に比べて、13,447千円の減少となりました。これは主に借入金が減少したことによるものであります。

純資産合計は、△1,680,288千円となり債務超過の状況となりました。これは当期純損失3,696千円計上したことによるものであります。

 

(2) 経営成績

当事業年度におきましては、ゴルフ業界自体が引き続き厳しい状況にあり、売上高は、98,400千円(前年同期比0%増)にとどまり、販売費及び一般管理費は経費削減など経営努力をしましたが、58,306千円(前年同期比0.8%減)となり、借入金利の上昇による借入金利息の増加により経常損失2,741千円(前年同期は経常損失584千円)、当期純損失3,696千円(前年同期は当期純損失1,538千円)となりました。

当社といたしましては、一層経営の合理化に取り組み、コスト削減の意識を徹底させ、利益の確保に努めて参ります。

 

(3) 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析

当社の経営成績は、ゴルフ場売上の増減すなわち来場者の増減が大きく影響します。来場者のより多くの確保に向け、一層のサービス向上等に注力して参ります。

 

(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社の資本状況は、当事業年度における現金及び現金同等物が前事業年度に比べ3,339千円増加し、4,146千円となっております。

営業活動によるキャッシュ・フローの増加は、19,357千円(前年同期比41.7%減)となりました。これは、税引前当期純損失が2,741千円、減価償却費が29,372千円あったこと等によるものであります。投資活動によるキャッシュ・フローの減少は8,709千円(前年同期比0.2%減)となりました。これはゴルフ場のグリーン改造工事8,709千円によるものであります。財務活動によるキャッシュ・フローは、7,308千円(前年同期比76.0%減)の減少となりました。これは金融機関からの27,000千円の新規借入れにより、長期借入金34,308千円を返済したことによるものであります。

 





出典: 各務原開発株式会社、2008-06-30 期 有価証券報告書