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第2 【事業の状況】

1 【業績等の概要】

(1) 業績 

当期における我が国経済は、上期は緩やかな回復基調にあったものの、年度後半には米国の信用力の低い個人向け融資(サブプライムローン)問題に端を発した金融市場の混乱、米国経済の景気後退懸念、原油価格の高騰及び急速な円高・株価暴落等により企業収益の悪化を招き、先行き懸念が増大いたしました。

一方、ゴルフ場業界は引き続き極めて厳しい状況が続き、プレー代金の値引き競争によるビジター集客競争は熾烈を極めております。

当セントクリークゴルフクラブは、当期の来場者数が、66,190人と前期並となり、2年連続の高水準を維持することができました。これは平日会員の増加(当期291口増)に伴う平日稼働率上昇が大きく貢献いたしました。しかし、メンバー比率とセルフ比率が増加したため、売上高は919,177千円(前期比2.3%減)となり、一方、前期に引き続き経営の合理化を推進し、販売費及び一般管理費は833,249千円(前期比0.4%減)となりました。その結果、経常利益は57,503千円(前期比21.8%減)、当期純利益は30,421千円(前期比55.4%増)となりました。

なお、剰余金の処分につきましては、内部留保に努めさせていただくため配当を見送り、全額を次期に繰り越させていただきたいと存じます。

(2) キャッシュ・フロー

当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べて55,208千円増加し、当事業年度末は274,485千円(前事業年度末比125.2%)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における営業活動による資金の減少は、11,102千円(前事業年度は67,404千円の増加)となりました。これは、税引前当期純利益が57,503千円であったことと、法人税等の支払いが43,345千円あったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における投資活動による資金の増加は、66,310千円(前事業年度は20,464千円の減少)となりました。これは、関係会社株式の売却による収入85,470千円があったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における財務活動によるキャッシュ・フローの変動はありません。

 

2 【生産、受注及び販売の状況】

当社の実態に則した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に換えて収容実績を記載しております。

(1) 収容実績

 

ホール数

(H)

前事業年度

(自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

当事業年度

(自 平成19年4月1日

至 平成20年3月31日)

営業日数

(日)

収容実績(名)

1日平均来場者数

(名)

営業日数

(日)

収容実績(名)

1日平均来場者数

(名)

メンバー

ゲスト

合計

メンバー

ゲスト

合計

27

360

24,298

41,973

66,271

184.1

362

26,569

39,621

66,190

182.8

 

(2) 販売実績

 

区分

前事業年度

(自 平成18年4月1日

至 平成19年3月31日)

当事業年度

(自 平成19年4月1日

至 平成20年3月31日)

金額(千円)

前年同期比(%)

金額(千円)

前年同期比(%)

ゴルフ場売上

719,354

8.1

694,253

△3.4

名義書換料

48,050

△28.2

51,310

6.8

年会費収入

62,173

9.2

66,973

7.7

手数料収入

32,779

6.0

36,571

11.6

ショップ売上

49,763

20.9

50,547

1.6

その他

28,532

17.8

19,521

△31.6

合計

940,654

6.3

919,177

△2.3

(注) 上記の金額には、消費税等は含めておりません。

 

3 【対処すべき課題】

今後の世界経済は、エネルギー価格及び穀物価格の高騰により、物価上昇が懸念される一方、景気減速の色濃く、いわゆるミニスタグフレーションの様相が強まっており、日本経済も企業部門・家計部門とも先行き不透明感が強まるものと予想されます。このような見通しの中、ゴルフ事業を取り巻く環境は相変わらず楽観はできませんが、グループゴルフ場との連携の強化及び平日会員増等による利用促進を図り、来場者数の高水準維持と売上の向上に邁進してまいります。

なお、練習場の改善整備、一部カート道路の整備を既に実施するなど、コース整備の充実、顧客サービスの向上を計画的に実行し、常に最上のクオリティを追求し、ブランド力をより一層高めるよう全力を傾注してまいります。

4 【事業等のリスク】

以下において、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる、主な事項を記載しております。また、当社として、必ずしも事業上のリスクと考えていない事項についても、当社の事業活動を理解する上で重要と考えられる事項は、積極的な情報開示の観点から記載しております。

なお、将来に関する記載に関しては、当事業年度末現在において判断したものであります。

(1) 営業保証金

事業運営に際し、ジャパンクラシック株式会社に対し、運営受託契約に基づく営業保証金(平成20年3月末日現在、貸倒引当金直接控除前16,466,400千円)の差入れ及びその担保として、受託資産に対し抵当権を設定しております。今後の経済情勢によっては、差入れた営業保証金の一部が追加して担保できないことがあります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

 

相手方の名称

契約内容

契約期間

ジャパンクラシック㈱

セントクリークゴルフクラブの運営受託契約

平成19年4月1日より

平成20年3月31日まで(注)

リゾートトラスト㈱

ゴルフ場内レストランの運営委託

平成19年4月1日より

平成20年3月31日まで(注)

リゾートトラストゴルフ事業㈱

経理総務業務の委託及び経営指導

平成19年4月1日より

平成20年3月31日まで(注)

(注) 以降1年毎に自動更新いたします。

 

6 【研究開発活動】

該当事項はありません。

 

7 【財政状態及び経営成績の分析】

将来に関する記載に関しては、当事業年度末現在において判断したものであります。

(1) 財政状態

資産合計は、10,025,605千円となり、前事業年度と比べて984千円の減少となりました。これは主に関係会社株式85,470千円を売却したことによるものです。

負債合計は、115,413千円となり、前事業年度と比べて31,405千円の減少となりました。これは主に未払金が7,110千円、預り金が5,707千円、未払法人税等が16,263千円減少したことによるものです。

純資産合計は、9,910,191千円となり、前事業年度と比べて30,421千円の増加となりました。これは当期純利益を30,421千円計上したことによるものです。

 

(2) 経営成績

当事業年度におきましても、ゴルフ業界では引続き極めて厳しい状況が続きましたが、当社に置きましては、営業努力と平日会員の増加により平日稼動が上昇したことから、来場者数は若干の増加となりました。販売費及び一般管理費については若干の減少となり、引続き経営の合理化を推進した結果、57,503千円の経常利益を計上することができました。

 

(3) 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析

当社の事業運営するゴルフ場の主要な資産はジャパンクラシック株式会社が所有しており、その運営受託契約に基づき営業保証金(平成20年3月末日現在、貸倒引当金直接控除前16,466,400千円)の差入れ及びその担保として、受託資産に対し抵当権を設定しております。今後の経済情勢によっては、差入れた営業保証金の一部が追加して担保できなくなった場合、当社の経営成績に重要な影響を与えることがあります。

 

(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社の資金状況は、当事業年度における現金及び現金同等物は前事業年度に比べ55,208千円増加し274,485千円となっております。

営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比べ78,506千円の資金支出の増加となり、11,102千円の資金支出となりました。税引前当期純利益が57,503千円であったことと、法人税等の支払いが43,345千円あったこと等によるものです。

投資活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比べ86,775千円の資金収入の増加となり、66,310千円の資金収入となりました。関係会社株式の売却による収入85,470千円があったこと等によるものです。

財務活動によるキャッシュ・フローの変動はありません。

 





出典: 株式会社セントクリークゴルフクラブ、2008-03-31 期 有価証券報告書