有価証券報告書を3社、または3期分比較分析できる! いますぐトライアルで試す >>
 






セクション一覧

第2 【事業の状況】

1 【業績等の概要】

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、アジアを中心とした新興諸国の需要拡大に伴う輸出の増加や政府の経済対策効果等により、景気は緩やかな回復の兆しが見られましたが、長引く円高やデフレの進行、原油価格の上昇等による不安材料から本格的な回復には至らず、依然として厳しい状態で推移いたしました。
 また、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、消費マインドは一気に冷え込み、国内経済に与える甚大な影響が懸念されます。
 ゴルフ場業界におきましても、依然として利用者の低料金志向が止まらず、プレー料金は下落傾向にあり、集客競争はますます激しくなっております。
 このような環境下、当セントクリークゴルフクラブは、当事業年度の来場者数が、61,589人となり前事業年度と比べ1,284人(2.0%)の減少となりました。これは夏場の長期間に亘る猛暑により来場者が減少したことや冬場の降雪によるクローズ日数が増加したことに加えて、利用者のコンペに対する低料金志向の影響からコンペ組数が減少したこと等によるものです。
 このように、来場者数の減少に加え、メンバー比率とセルフ比率が増加したこと等により、利用単価の減少を招き、売上高は821,058千円と前事業年度と比べ、1.1%の減少となりました。経費面に関しましては、前事業年度に引き続き経営の合理化を推進しましたが、快適なプレー環境を維持するためカート道路の改修工事を行い139,740千円を支出し、内、26,667千円を営繕費として計上したこと等により、販売費及び一般管理費は808,482千円と前事業年度と比べ14,571千円(1.8%)増加いたしました。その結果、経常損失は14,776千円(前期、経常利益15,929千円),当期純損失は18,542千円(前期、当期純利益5,784千円)となりました。

 

(2) キャッシュ・フロー

当事業年度の現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べて28,418千円減少し、当事業年度末は23,153千円(前事業年度末比55.1%減)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における営業活動による資金の減少は、11,833千円(前事業年度は12,567千円の増加)となりました。これは、税引前当期純損失が14,776千円であったことと、減価償却費が22,092千円であったこと、差入保証金支払額が32,134千円あったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における投資活動による資金の減少は、77,847千円(前事業年度は19,039千円の減少)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が75,597千円あったことと、貸付による支出が3,000千円あったこと等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度における財務活動による資金の増加は、61,262千円(前事業年度末は6,219千円の減少)となりました。これは、リース債務の返済による支出が8,737千円あったことと、長期借入による収入が70,000千円あったことによるものです。

 

2 【生産、受注及び販売の状況】

当社の実態に則した内容を記載するため、生産実績及び受注実績に換えて収容実績を記載しております。

(1) 収容実績

 

ホール数
(H)
前事業年度
(自 平成21年4月1日
至 平成22年3月31日)
当事業年度
(自 平成22年4月1日
至 平成23年3月31日)
営業日数
(日)
収容実績(名)
1日平均来場者数
(名)
営業日数
(日)
収容実績(名)
1日平均来場者数
(名)
メンバー
ゲスト
合計
メンバー
ゲスト
合計
27
358
27,335
35,538
62,873
175.6
355
26,412
35,177
61,589
173.5

 

(2) 販売実績

 

区分
前事業年度
(自 平成21年4月1日
至 平成22年3月31日)
当事業年度
(自 平成22年4月1日
至 平成23年3月31日)
金額(千円)
前年同期比(%)
金額(千円)
前年同期比(%)
ゴルフ場売上
620,927
△8.6
609,912
△1.7
名義書換料
67,911
20.0
69,760
2.7
年会費収入
70,548
0.9
70,703
0.2
手数料収入
31,277
△11.8
29,743
△4.9
ショップ売上
37,570
△15.9
40,221
7.0
その他
1,943
△69.9
717
△63.0
合計
830,178
△7.0
821,058
△1.1

(注) 上記の金額には、消費税等は含めておりません。

 

 

3 【対処すべき課題】

今後のわが国経済の見通しは、東日本大震災による被害及びそれに伴う福島原発事故による影響は甚大で、企業の経済活動の低下も懸念されており、先行き不透明感が強いなか、ゴルフ場業界においても依然として厳しい経営環境が続くものと予想されます。
 このような先行き見通しの中、グループゴルフ場との連携の活用及び平日会員による利用促進を図り、各種の催しやレディス、シニア層向けの企画を充実させ、会員様をはじめご来場いただいた方々にご満足いただける様、努めてまいります。
 なお、カート道路の整備を既に実施しておりますが、更にコース整備の充実、顧客サービスの向上に力を注ぎ、ブランド力をより一層高めるため常に最上のクオリティを追求してまいります。

 

4 【事業等のリスク】

以下において、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる、主な事項を記載しております。また、当社として、必ずしも事業上のリスクと考えていない事項についても、当社の事業活動を理解する上で重要と考えられる事項は、積極的な情報開示の観点から記載しております。

なお、将来に関する記載に関しては、当事業年度末現在において判断したものであります。

(1) 営業保証金

事業運営に際し、ジャパンクラシック株式会社に対し、運営受託契約に基づく営業保証金(平成23年3月末日現在、貸倒引当金直接控除前16,700,900千円)の差入れ及びその担保として、受託資産に対し抵当権を設定しております。今後の経済情勢によっては、差入れた営業保証金の一部が追加して担保できないことがあります。

 

5 【経営上の重要な契約等】

 

相手方の名称
契約内容
契約期間
ジャパンクラシック㈱
セントクリークゴルフクラブの運営受託契約
平成22年4月1日より
平成23年3月31日まで(注)
リゾートトラスト㈱
ゴルフ場内レストランの運営委託
平成22年4月1日より
平成23年3月31日まで(注)
リゾートトラストゴルフ事業㈱
経理総務業務の委託及び経営指導
平成22年4月1日より
平成23年3月31日まで(注)

(注) 以降1年毎に自動更新いたします。

 

6 【研究開発活動】

該当事項はありません。

 

 

7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

将来に関する記載に関しては、当事業年度末現在において判断したものであります。

(1) 財政状態

資産合計は、8,165,400千円となり、前事業年度と比べて99,489千円の増加となりました。これは主に現金及び預金が28,419千円減少したこと、有形固定資産が109,316千円増加したこと等によるものです。

負債合計は、253,375千円となり、前事業年度と比べて118,031千円の増加となりました。これは主に未払金が46,820千円増加し、関係会社長期借入金が70,000千円増加したこと等によるものです。

純資産合計は、7,912,025千円となり、前事業年度と比べて18,542千円の減少となりました。これは当期純損失を18,542千円計上したことによるものです。

 

(2) 経営成績

当事業年度の来場者数が、61,589名となり前事業年度と比べ1,284名の減少(2.0%減)となりました。これは夏場の長期間に亘る猛暑により来場者が減少したことや冬場の降雪によるクローズ日数が増加したことに加えて、利用者のコンペに対する低料金志向の影響からコンペ組数が減少したこと等によるものです。
 このように、来場者数の減少に加え、メンバー比率とセルフ比率が増加したこと等により、利用単価の減少を招き、売上高は821,058千円と前事業年度と比べ、1.1%の減少となりました。経費面に関しましては、前年度に引き続き経営の合理化を推進しましたが、快適なプレー環境を維持するためカート道路の改修工事を行い139,740千円を支出し、内、26,667千円営繕費に計上したこと等により、販売費及び一般管理費は808,482千円と前事業年度と比べ14,571千円(1.8%)増加いたしました。その結果、経常損失は14,776千円(前期、経常利益15,929千円)、当期純損失は18,542千円(前期、当期純利益5,784千円)となりました。

 

(3) 経営成績に重要な影響を与える要因についての分析

当社が運営受託するセントクリークゴルフクラブの主要な資産はジャパンクラシック株式会社が所有しており、その運営受託契約に基づき営業保証金(平成23年3月末日現在、貸倒引当金直接控除前16,700,900千円)の差入れ及びその担保として、受託資産に対し抵当権を設定しております。今後の経済情勢によっては、差入れた営業保証金の一部が追加して担保できなくなった場合、当社の経営成績に重要な影響を与えることがあります。

 

(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社の資金状況は、当事業年度における現金及び現金同等物は前事業年度に比べ28,418千円減少し23,153千円となっております。

営業活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比べ24,400千円の資金収入の減少となり、11,833千円の資金支出となりました。これは、税引前当期純損失が14,776千円であったことと、減価償却費が22,092千円あったこと、差入保証金の支払額が32,134千円あったこと等によるものです。

投資活動によるキャッシュ・フローは、前事業年度に比べ58,808千円の資金支出の増加となり、77,847千円の資金支出となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が75,597千円あったことと、貸付による支出が3,000千円あったこと等によるものです。

財務活動によるキャッシュ・フローのは、前事業年度に比べ67,481千円の資金収入の増加となり、61,262千円となりました。これは、リース債務の返済による支出が8,737千円あったことと、長期借入による収入が70,000千円あったことによるものです。

 





出典: 株式会社セントクリークゴルフクラブ、2011-03-31 期 有価証券報告書