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セクション一覧

第2 【事業の状況】

1 【業績等の概要】

(1) 業績

当期におけるわが国経済は、企業収益が改善し民間設備投資も増加傾向にあり、これに伴って雇用情勢にも改善が見られ個人消費も緩やかに増加いたしました。このような状況の中、当社におきましては、新規顧客開拓はもちろんのこと、既存顧客への複合販売、eBook簡易作成支援ソフト、ビジネスウィキなど顧客の売上向上を支援することができる商材を投入し、単なる経費削減の提案ではなく、より顧客満足度の高い営業活動を展開してまいりました。その結果、当期の売上高は、2,324,591千円(前年同期比40.3%の増加)となり、経常利益は、257,680千円(前年同期比46.5%の増加)、当期純利益は、142,427千円(前年同期比41.8%の増加)となりました。
事業部門別の状況は次のとおりであります。

 

<機器関連事業>

機器関連事業(電話機などの通信機器、複写機などのOA機器、パソコン、ファイャウォールなどのネットワーク機器、オフィスファシリティの販売、設置を通じたソリューションの提供)の主な実績は、次のとおりであります。
 電話機に関しましては、IP電話を中心とした販売が昨年に引続き好調に推移したものの、当社の主要顧客である従業員100名未満の中・小規模企業における通信設備に対する飽和感もあり、また、通信事業者の通信価格の値引き攻勢など競合となるサービスも多く、当期の売上高は、820,442千円(前年同期比7.4%の減少)となりました。
 複写機に関しましては、需要の多くなったカラー機を中心に拡販を行いましたが、競合する販売会社の攻勢など成長阻害要因により、当期の売上高は、179,147千円(前年同期比12.7%の減少)となりました。
 一方ネットワーク機器に関しましては、ファイャウォールなどネットワークセキュリティ強化のための機器の需要が増加し、従業員100名以上の企業からの大型物件の獲得が多くなり、また、期末におけるパソコンの駆け込み需要などもあり、当期の売上高は、308,961千円(前年同期比148.9%の増加)となりました。
 また、オフィスファシリティに関しましては、複数の不動産仲介業者とのアライアンス契約によりオフィスの移転情報を共有し、移転先企業へ不動産情報からオフィスファシリティの手配、通信機器、通信環境の提供など一元化したサービス活動を提供したことにより、売上高は、423,213千円(前年同期比761.8%の増加)と大幅な増収となりました。
 これらの結果、機器関連事業の当期の売上高は、1,756,175千円(前年同期比38.3%の増加)となりました。
 

<回線受付サービス関連事業>

回線受付サービス関連事業に関しましては、昨年に引続きソニー株式会社のbit-drive、KDDI株式会社のDIONなどインターネット回線の法人向け回線接続サービスの提供に加え、下期には日本テレコムインボイス株式会社の提供するおとくラインなど電話回線の回線接続受付なども好調に推移し、売上高は、307,372千円 (前年同期比27.3%の増加)となりました。

 

<ASP関連事業>

ASP関連事業は、従来のレンタルサーバー「Digit@Link(デジタリンク)」やICカード勤怠管理システム「ICTiM(イクティム)」、ドメインの取得代行・維持管理サービスに加え、eBook簡易作成支援ソフト、顧客のホームページの作成代行業務、ビジネスウィキの販売を開始いたしました。レンタルサーバー 「Digit@Link (デジタリンク)」に関しましては、顧客数の伸びは鈍化したものの、情報セキュリティ強化のための有料サービスへの加入促進により、売上高142,087千円(前年同期比13.1%の増加)となりました。
 また、新たな商材eBook簡易作成支援ソフト、顧客のホームページ作成代行業務、ビジネスウィキ等の販売に関しましては、売上高81,842千円となりました。
 これらの結果、ASP関連事業の当期売上高は223,930千円(前年同期比61.5%の増加)となりました。

 

<その他の事業>

その他の事業に関しましては、あらかじめ登録された社員間の音声通話料が、日本全国、場所や距離・時間に関係なく無料になる携帯内線電話の提案により、その販売が好調に推移し、売上高37,113千円(前年同期比469.1%の増加)となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前事業年度末に比べて449,301千円増加し、906,512千円となりました。
 当事業年度における各キャッシュ・フローとそれらの要因は次のとおりであります。

 

① 営業活動によるキャッシュ・フロー

営業活動の結果、得られた資金は、80,816千円(前年同期比13.1%の増加)となりました。これは主に、税引前当期純利益258,060千円(前年同期比50.3%の増加)、取引高の増加による仕入債務184,216千円(前年同期比538.2%の増加)および未払金17,482千円(前年同期比83,549千円の増加)などが増加したものの、売上高増加による売上債権307,747千円(前年同期比549.3%の増加)が増加したことなどによるものです。

 

② 投資活動によるキャッシュ・フロー

投資活動の結果、使用した資金は127,720千円(前年同期比568.1%の減少)となりました。これは主に、業務管理システムなどソフトウェアやサーバーの購入など固定資産の取得による支出37,783千円(前年同期比142.1%の増加)、不動産仲介業者などとのアライアンスに伴う投資有価証券の取得による支出65,750千円(前年同期比361.4%の増加)が増加したこと等によるものです。

 

③ 財務活動によるキャッシュ・フロー

財務活動の結果、得られた資金は、496,205千円(前年同期比514,205千円の増加)となりました。これは主に公募増資での株式の発行による収入599,148千円(前年同期比432.5%の増加)は増えたものの、長期借入金100,232千円(前年同期比37.0%の減少)を返済したこと等によるものです。

 





出典: スターティア株式会社、2006-03-31 期 有価証券報告書